肩こり・首の痛み(四十肩・寝違え)

女性で一番多く、男性でもニ番目に多い肩こり、首こり。 もはや国民病で部位が違うだけで症状、原因がほぼ同じことが多いです。 最も有力と言える原因は頚椎部(首、肩)の筋肉の緊張です。 首の後ろから肩~背中にかけての筋肉(僧帽筋)とその周辺の筋肉(肩甲挙筋、上後鋸筋、菱形筋群、板状筋、脊柱起立筋)などがあり これらの筋肉が重さ5~8kgの頭部(人間の頭の重さは体重の8~13%)を支えたり、腕を動かしたりする際も筋肉を使っているので常に筋肉は緊張しています。 筋肉は緊張し疲れて硬くなる事により、筋肉内を通っている血管を圧迫し、血液の循環障害が起こります。そうすると、十分な酸素や栄養分が行き渡らず、 疲労物質も蓄積するようになります。これが悪い影響を及ぼし、肩こり、首こりが発症するという流れです。

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チェックリスト

  • 首、肩が重い、だるい、痛い
  • 頭痛、吐き気、めまい
  • 仕事などをしていると目の疲れと共に首、肩が重くなる
  • 首が動かしづらい
  • 肩が回らない肩~腕、指先まで痺れる
  • 肩甲骨の内側が痛い、だるい、重い

肩こりの原因は日常の姿勢と身体の歪み

頸椎部(首・肩)の筋肉の緊張の原因の多くは、パソコンやスマートフォン携帯の普及で、長時間使用することにより目が酷使されて、 目の筋肉の緊張が続き首こりの原因となる場合です。知らず知らずのうちに同じ姿勢を長時間続けることにより筋肉が緊張し、血行不良になり肩こりなどの症状が出てしまうのです。 もう一つの原因としては、骨盤や骨格の歪みからくる血行不良もあります。 長時間のパソコンやデスク作業は、つい楽な姿勢をとってしまいがちで、その偏った姿勢により骨格や骨盤に歪みが生じるのです。 首こりの方は頸椎部の骨に歪みがあり、矯正するだけで楽になる方も多いです。 他にも心的なストレスや顎関節などが原因となることもあります。

肩こりの中には、はっきりとした原因のわからない「四十肩・五十肩」などがあります。 肩の可動域が狭まり、激しい痛みのため「手を上に上げることができない」「洋服を着るのが大変」 といったように日々の簡単な動作がしずらくなります。 重度になると少しでも腕を動かすと激痛が走り、さらに日常生活に支障をきたすようになります。 人により症状はさまざまで、軽く済む方もいれば、我慢できないほどの痛みに悩まされる方もいらっしゃいます。 適切な治療が行われれば、回復していく症状なので、早めの来院をお勧めします。

経験に基づく適切な治療で肩こりから早期回復へ

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当院では、骨盤・背骨・頸椎部・肩甲部の骨の歪みを徹底的に調べて矯正していき、血行不良などの循環障害を改善させます。 筋肉の緊張を経験豊富なスタッフがストレッチやマッサージによりもみほぐして筋肉の緊張を緩和させます。 特に痛みや症状の強い四十肩・五十肩は、「鍼灸治療」も行い、肩こりの原因となるツボを刺激し、血行不良を改善させていきます。 お一人お一人に合わせた適切な治療を施し、その後の生活環境の改善のための指導も行っていきます。